サイトを見ていただければわかるのですが、うちは制作料金をメニューにして公開しています。
その理由は…
見積もりがめんどくさいから…!
制作料を公開するということは、お客さんにもしそれ以上の予算があっても取れないということであり、数字を変えるだけで売り上げが大幅に上がる可能性がある見積もりというチャンスを手放すということです。
それをわかった上で、あえて制作料を出している、と。
私はかつて広告代理店の営業だったので、いかに売り上げを上げるかということを考え、お客さんがいくらまでなら出すか駆け引きめいたやり取りをしつつ見積もりをしていました。
けど、その頃から独立した際は絶対に制作料を決めるぞと思っていました。
だってそういう駆け引きが死ぬほどめんどくさいから!
あとなんか気持ち悪いから!!
(商売…向いてない…)
今私が出している制作料は、私が「正当な対価」と考えている金額です。
なのでこれでいいのです。
その上で「もっと払います」とお客さんが仰る場合はありがたくいただきますが。
(なんとそういうことも実際にあります。)
ちなみに制作料を明示することにはメリットもあります。
・お客さんが安心して問い合わせできる
・安く買い叩かれることがない
1番目はお客さんのメリットであるのに対し、2番目はこちら側のメリットですね。
そりゃそうですよね、ラーメン1杯800円と書いてある店に500円で食べたいお客さんは来ません。
「800円はいくらまで安くなりますか」とか言いながら入ってくる人がいたら、もうその時点でヤバいお客さんなので断って大丈夫です。
提供できる価値やターゲット設定を考え直して価格を変更することは今後もあるかもしれませんが、見積もり前提で営業していくことは私にとってはストレスの極みなので、今後も漫画に関しては明朗会系でいきたいと思っています。